「恐竜博2016」に行きました

2016年3月8日(火)~6月12日(日)、東京・国立科学博物館で開催中の「恐竜博2016」に行きました。
スピノサウルスが主役の恐竜博です。2014年に「水中での生活に適していた」と、新しい学説が発表されたスピノサウルス。体長15mの全身骨格化石は迫力がありました。

「恐竜博2016」コマーシャルペーパー

「恐竜博2016」コマーシャルペーパー

「恐竜博2016」では、7つのテーマに沿って展示・解説されています。

起源

三畳紀後期、爬虫類から発達した恐竜の特徴を解説しています。
他の爬虫類は身体を左右にうねりながら歩くのに対して、恐竜は脚を身体から下に伸ばしつま先立ちするようになりました。このことが、恐竜に俊敏さを与えました。俊敏に動けることで、他の動物に対して優位にたつことができました。その後の反映の前兆となったのです。

植物食

最初期の恐竜は捕食性動物でした。肉食だったのです。
植物食恐竜の出現が恐竜の大型化を促進したようです。「動物に比べて栄養価の低い植物をエネルギー源にするためには、大量に食べる必要がある」からです。それを蓄えるための身体を大きくせざるを得なくなりました。

飛翔

恐竜が鳥類の祖先であることは、通説となっています。鳥類と羽毛恐竜を初めとする獣脚類との多くの類似性が報告されています。
2015年、羽毛恐竜とは別の方法で飛ぶことを覚えた小型恐竜が発見されました。

水中進出

今回の恐竜博の見どころです。「スピノサウルスが水中での生活に適している」とする新説を紹介しています。

スピノサウルスの全身骨格化石

スピノサウルスの全身骨格化石

吻部の先端には、ワニと同じように小さな穴が開いています。濁った水中で魚を感知するための神経系の管だと考えられています。

赤ちゃん

カスモサウルスとパラサウロロフスの赤ちゃん化石が展示されていました。

カスモサウルスの幼体化石

カスモサウルスの幼体化石

カスモサウルス(成体)の全身骨格化石

カスモサウルス(成体)の全身骨格化石

恒温

鳥類に進化する別系統(鳥盤目)からも、羽毛の痕跡をもつ恐竜の化石が見つかりました。
恐竜は進化初期の段階から、保温のための羽毛を持っていた可能性があります。

クリンダドロメウス(鳥盤目)の復元生体模型

クリンダドロメウス(鳥盤目)の復元生体模型

鳴き声

声帯は化石には残らないため、声をそのまま再現するのは困難です。パラサウロロフスは鼻に通じたとさか(管)を持っており、音を共鳴するために使っていたと推定されています。鼻からとさかへ至る空洞を解析して、パラサウロロス大人と子供の鳴き声を再現していました。

2011年の東日本大震災で被災したチンタオサウルスの全身骨格も、復旧を果たして展示されていました。ケガが治った(?)チンタオサウルスに会えて良かったです。

恐竜博2016会場マップ

恐竜博2016会場マップ

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